Nintendo Switchのアルバムに記録された画像を他の機器に移動させる方法として用意されている「スマートフォンに送る」という機能が思いのほか悪戦苦闘しました。
一応、Switchからスマホにデータを移すことはできましたが、次回からはやはりパソコンとケーブルで接続して移そうと思いました。
言えることは、Androidスマホの初期インストールのアプリからでは無理なのかなって感じでした。
私の場合は、新規にアプリを追加するのが嫌だったので上記のような結論となりました。
ケーブル接続であれば、Switch本体とパソコンとの接続はSwitch購入時に同梱されているUSBケーブルがあればすぐに出来てしまうからです。
今回、私が「スマートフォンに送る」をやってみたのは、ケーブル接続する手間がなければもっと簡単じゃない?って思ったからなんだけど結果は先に書いていた通りです。
何がどうして悪戦苦闘したのかは以下に書いていきたいと思います。
気になる方は続きをお読みいただければと思います。
まずは、Nintendo Switchのアルバム画像のスマートフォンを利用した転送方法としては以下の通りです。
- 画像を決定して、選択した画像が画面いっぱいに表示される。
- Aボタンを押して、共有や編集のメニューを表示する。
- 「スマートフォンへ送る」を選択して、「この画像写真のみ」(選択した画像単体)か「まとめて送る」(複数の画像)を送るかの選択をする。
- 「まとめて送る」を選択した場合は、スマートフォンに送る画像を選択する。
- 「スマートフォンへ送る」画面が表示される。
- スマートフォンのQRコード読み取り機能で1番目のQRコードを読み込む。
スマホとSwitchをWiFiで接続する手続きとなり、接続に成功すると2番目のQRコードが表示される。 - 2番目のQRコードを読み込む。
スマホのWebブラウザが起動して、画像や動画のダウンロードページが表示される。 - スマホのWebブラウザの操作に従って、画像や動画をダウンロードする。
- ダウンロードが終了したら、スマホとSwitchの画面を閉じます。
手順としては以上の通りなのですが、私の場合は手順7でハマりました。
初回はブラウザが起動してページが表示されたのですが、何も表示されないままブラウザの読み込みも終了してしまいダウンロード出来ませんでした。
これを何度かやっても同様な結果でした。
とりあえず、Switch側に「つながらないときは」というヘルプがあったので読んでみることにしました。
それを見るとWiFiに手動で接続するアクセスポイントの設定やパスワードが書かれていて、アクセスするページのURLも記載されています。
ただ、今回の事例ではブラウザのページ表示まで出来てるようだったので、ヘルプのさらに下を読んでいくとモバイル通信が悪さしてる可能性があるという記載がありました。
試しに、モバイル通信をOFFにして試してみました。
すると今度はスマホでダウンロードのページが開けなくなりました。
インターネット接続がないのでAndroidで標準インストールされているGoogle Lensはインターネット接続がないとQRコードの読み取り機能が使えないってことが判明。
そして、手動でURLを入力して接続してもつながらないという状態になってしまった。
Switch側の方としては他の操作がないのでスマホ側の動作を見ていたところWiFiが自宅のアクセスポイントに切り替わってしまっていました。
要はSwitchと直接接続するとインターネット接続ができなくなるのでスマホの自動接続機能が動いてインターネット可能なアクセスポイントにつないでしまうということ。
あとから手動でつなぎ直せば良いということに気づきましたが、最初の頃は気づけませんでした。
その後も悪戦苦闘を続けて、なんとか接続してダウンロードページを表示したときには結構な時間がかかってました。
結局、モバイル通信をOFFにすることは私の環境では意味はありませんでした。
スムーズに接続できなかったのでケーブルで接続した方が一番楽だったという結論に達しました。
Switchの「スマートフォンに送る」機能をスムーズに行うためには事前にちょっとした対応が必要だということですね。
- AndroidスマホにGoogle Lens以外のQRコード読み取りアプリ(ローカルで動くアプリ)をインストールしておくこと。
- スマホのWiFi自動接続機能を切っておくこと。
たぶん、以上のことに気をつけておけばスムーズにスマホにデータを転送できるのではないでしょうか。
まぁ、私はスマホに新しいアプリを入れるのは嫌だったし、WiFiの自動接続を切るのも嫌だったので今後はケーブル接続だという結論に至ったわけです。